?> 最終更新日:2025年4月20日 作成日:2025年4月19日 | コメント(0)
東京都港区高輪の日本料理店「泉岳寺門前 紋屋」| 季節の美と和の心を味わう
東京都港区高輪にある日本料理店「泉岳寺門前 紋屋」は、歴史と風情を感じる日本料理の名店です。
赤穂浪士ゆかりの地・泉岳寺のすぐ近く、静かな空気に包まれたこのお店では、旬の食材を使った繊細な和の料理が楽しめます。
町家風の外観から一歩中に入ると、和紙の灯りが柔らかく照らす落ち着いた空間で、まるで別世界に足を踏み入れたかのような心地よさがあります。
大切な人との記念日や、接待・おもてなしの場にもふさわしい雰囲気が漂い、ゆったりとした時間が流れます。
訪れた日も、周囲の席は記念日や特別な会食に利用されている様子でした。
四季折々の食材を丁寧に調理し、心からくつろげる空間で提供してくれる「紋屋」は、記念日や大切な人とのひとときに、心に残る特別な時間を過ごしたい方に、おすすめできるお店です。
- 住所:東京都港区高輪2-11-6
- 営業時間 昼食:金曜 11:50~15:30、土曜・日曜 11:30~15:30
- 営業時間 夕食:月曜~日曜・祝日 17:30~22:30
- 定休日:昼食 月~木
アクセス
- 都営地下鉄浅草線「泉岳寺駅」A2出口より徒歩3分
- JR山手線「高輪ゲートウェイ駅」徒歩7~8分
泉岳寺門前 紋屋到着
夜に訪問したのですが、Googleマップで指していた位置にどうやって行くのだろうと思ってキョロキョロしてたら看板を発見。
この道を抜けると
泉岳寺門前 紋屋の建物に到着です!
総料理長コース
特別な日のお祝いとして訪問し、「総料理長コース」をいただきました。
旬の食材が一皿ごとに繊細に表現されており、味・香り・見た目すべてで季節の移ろいを堪能できる内容でした。
炭酸水+レモン
炭酸水に生レモンを添えてくれるのは、個人的にとても嬉しいサービス。
先付
本鱒の春キャベツ巻き / アスパラソース / 生雲丹 ヤングコーン / キャビア グリーンアスパラ
本鱒の春キャベツ巻きに、アスパラソースを合わせた爽やかな前菜。
生雲丹の濃厚な旨み、ヤングコーンやグリーンアスパラの食感とともに、キャビアがアクセントになり、春の息吹を感じる一皿でした。
揚物
阿豚白子揚げ出し / 山菜餡
阿豚白子の揚げ出しは、衣はさっくり、中はとろりと濃厚。
山菜餡が香りと風味を引き立て、春らしさをより際立たせていました。
椀盛
筍と蛤土瓶蒸し / 山菜 酢橘
筍と蛤を土瓶蒸しにした椀物は、出汁の香りに心がほぐれる一品。季節の恵みが詰まった味わいでした。
向付
鰹のたたき / 真鯛の油香和え
鰹のたたきは香ばしく、深みのある味わい。
真鯛の油香和えは、品のある香りとしっとりとした食感で、どちらも旬の魚介の魅力を引き出していました。
中皿
筍の木の芽田楽 / グリンピース
口に広がる木の芽の香りと、やさしい甘みの豆が、春の風景を感じさせてくれる一皿でした。
強肴
鰻寿司 / 鯖の市松寿司
うなぎ寿司と、鯖の市松寿司の組み合わせ。
うなぎはとろけるような脂のりで、鯖はさっぱりとした締め具合。異なる味わいが見事に調和していました。
焼物
のどぐろ塩焼き / 蒸し毛蟹
のどぐろの塩焼きは、ふっくらと焼き上げられ、口の中でとけるような旨味。
添えられた蒸し毛蟹は上品な甘みがあり、贅沢な海の幸を存分に楽しめました。
煮物
赤茄子と鮑の炊き合わせ / 花山椒掛け
赤茄子と鮑の炊き合わせに、花山椒を掛けて。
柔らかく煮含めた野菜と、風味豊かな鮑が口の中で調和し、花山椒の香りが全体をまとめていました。
食事
真鯛のトリュフ土鍋 / 岩海苔 天豆 / 赤出汁 香の物
真鯛とトリュフを使った贅沢な土鍋ご飯。
岩海苔と天豆が季節感を添え、赤出汁と香の物とともに、最後まで満足度の高い締めくくりとなりました。
ごはんに卵を混ぜると、濃厚な旨味が広がります。そのままでも美味しく、変化を楽しみながら最後まで楽しめました。
食べきれなかった土鍋ごはんは、丁寧に包んでお土産にしてくださいました。
食後
苺パフェ
デザートは苺パフェ。
みずみずしい苺の甘酸っぱさと、口当たりの良いクリームが層を成し、春らしい軽やかさでコースの余韻を締めくくってくれました。
泉岳寺門前 紋屋の場所
東京都港区高輪2-11-6