?> 最終更新日:2016年5月22日 作成日:2016年5月22日 | コメント(0)
国立西洋美術館 2016年7月に世界遺産(世界文化遺産)登録(東京都台東区上野公園)
- 1959年(昭和34年)に設立
- 実業家松方幸次郎さんの松方コレクションを展示
- 印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心
- 設計はル・コルビュジエ
- 新館は前川國男(前川國男建築設計事務所)が設計
- 1998年に旧建設省による公共建築百選に選定
- 2003年にDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定
- 2007年に「国立西洋美術館本館」として国の重要文化財に指定
- 2009年に「国立西洋美術館園地」として国の登録記念物(名勝地関係)に登録
- 2016年7月に世界遺産(世界文化遺産)登録される見通し
実業家松方幸次郎さんが20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていました。
日本に返還される条件として、国立西洋美術館が建設されることになったようです。一部名画は未返還のようです。
以前から世界遺産に推薦していて登録を見送られていましたが、2016年7月に世界遺産(世界文化遺産)登録される見通しです。
常設展の観覧料は一般:430円、大学生:130円、それ以下:無料で、企画展は別途料金が設定されており企画展を見た人は常設展も見ることができます。
年間パスポートなどは用意されていないのが残念です。
常設展を無料で見れる日があり、毎月の第2、第4土曜日、文化の日(11月3日)が無料で見れる日です。
国立西洋美術館 常設展
1959年に370点におよぶ松方コレクションが核となって始まり、現在では絵画、彫刻、素描、版画、工芸など、およそ5,500点の作品を所蔵しているそうです。
モネ「睡蓮」やルノワール 「アルジェリア風のパリの女たち」やゴーギャン「海辺に立つブルターニュの少女たち」などの作品が展示されています。
日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展
2016年3月1日(火)~2016年6月12日(日)の期間の企画展示です。
カラヴァッジョの現存する真筆は60点強で、今回11点が展示され、法悦のマグダラのマリアは世界初公開です。
カラヴァッジョの分かりやすい説明が日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展のページに記載されていたので引用します
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610 年)は、西洋美術史上最も偉大な芸術家のひとりであり、イタリアが誇る大画家です。彼の理想化を拒む平明なリアリズムや、劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現は、バロックという新時代の美術を開花させる原動力となりました。彼の画法はイタリアのみならずヨーロッパ中からやってきた画家たちによって熱狂的に継承され、その影響はルーベンスやラ・トゥール、レンブラントなど、17世紀の数多の画家たちに及んでいます。
本展は、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名作11点と、彼の影響を受けた各国の代表的な継承者たちによる作品を合わせた計51点を展示します。「風俗」「五感」「光」「斬首」といった、カラヴァッジョの芸術を理解するために重要なキーワードに従って章立てを構成し、彼の芸術の革新性と継承者たちによる解釈と変容の過程を検証します。また、裁判や暴力沙汰といった彼の生涯をしばしば波立たせた出来事を記録した古文書など、同時代史料も併せて出品し、カラヴァッジョの人生と芸術両面におけるドラマをご紹介します。
情報
住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
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開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分 ※ただし、秋の企画展閉会日以降の開館日から春の企画展開催日までの開館期間中は午前9時30分~午後5時 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時 |
休館日 | 毎週月曜日 |
サイト |
Webサイト |
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