?> 最終更新日:2014年12月27日 作成日:2009年2月19日 | コメント(0)
地橋 秀雄:ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践(2006/05)
地橋 秀雄さんの本「ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践」を読みました。
10年以上に渡り、瞑想指導のみに専念してきた著者が、ヴィパッサナー瞑想の全体像を、理論面と実践面から明快に解き明かした入門書。
本格的なヴィパッサナー瞑想の実践マニュアルを、独習用テキストとしてまとめ上げた決定版になっている。
「サティ」という気づきの技法が、これほど緻密に、分かりやすく説明されているのは驚きに値する。
さらに、ヴィパッサナー瞑想の本義でもある「心の清浄道」の実践マニュアルとして、心の反応パターンを正しく組み替えていく技法の数々が紹介されているのは圧巻である。
人類が瞑想を始めた起源から説き起こし、ヴィパッサナー瞑想誕生の経緯、瞑想する意識の構造や認知のシステム、さらに瞑想の効果と効用にいたるまで、なぜ瞑想するのかの意義が理論的に明快に説かれているのも、本書の大きな特色である。(出版社/著者からの内容紹介)
心が変われば、人生が変わる!集中力も、記憶力も、分析力も、頭の回転も...。驚くほどシンプルなヴィパッサナー瞑想の実践書。(「BOOK」データベースより)
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践の目次
序章 瞑想でどんな効果が得られるか
第1章 ヴィパッサナー瞑想の誕生
第2章 ヴィパッサナー瞑想とは何か
第3章 サマーディの光と影
第4章 基本瞑想の実践マニュアル
第5章 心を観る瞑想
第6章 慈悲の瞑想
終章 心を完成させる十二の方法
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践のレビュー
ブッダもしていた原始仏教の「ヴィパッサナー瞑想」に興味があり、読みました。
この本では、瞑想法だけではなく、瞑想法の理論と効用を説明してくれています。
瞑想法は、歩く瞑想、立つ瞑想、座る瞑想の基本から、心を観る瞑想や慈悲の瞑想について触れています。
瞑想の問題となる、眠気やかゆみ、痛みに対する対応策も書かれています。
実践していくと、このときはどうしたら、、、となりますが、あとは経験でカバーできていくものだと思います。
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践の印象に残った言葉
カンが鈍く、直観が冴えない原因は、心が混乱しているから(p11)
たまに、頭が回らないと感じるときがあります。
その時は決まって、別のことが頭にめぐっていたりしているときです。
この時に、心が混乱をしていて、すべての考えを止めてしまっています。
様々な解決法はありますが、この書籍は瞑想の本なので、瞑想で、その思いを消す方法について、書かれています。
このヴィパッサナー瞑想は、特に心の混乱を解くのにいい方法だと思います。
実践していくと、邪魔になっている思い、妄想、すべてが一つに統合されていきます。
しかし完全に消えることなく、これを繰り返すことによって、賢者に近づいていくのでしょう。
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