最終更新日:2014年12月27日 作成日:2008年3月 9日 | コメント(0)

国宝 朝光寺(兵庫県加東市)

兵庫県加東市にある国宝 朝光寺
国宝として選ばれているのは本堂です。
重要文化財としては「鐘楼」兵庫県指定文化財としては「多宝塔」があります。
朝光寺の下にはつくばねの滝もあります。

国宝 浄土寺以外の兵庫県の国宝のページはこちら。

国宝 朝光寺の看板

国宝 朝光寺に向かう階段

駐車場に車を停めて、向かうと、上に朝光寺の入口が見えます。
階段は少し濡れている日だったので滑らないか心配でした。
手すりを持ちながらいけば問題なく登れ降りできました。
土曜日に行ったのですが人は少なく中にはいったら2人いたくらいです。
階段を登れば国宝 朝光寺

山門にある仁王像

階段を登って出迎えてくれるのが、この山門にある仁王像です。
この山門は、文治年間の創建(寺伝)現在の山間一戸の八脚門形式は江戸初期から中期の様式を示している。昭和59年屋根葺替などの大修理が行われた。
国宝 朝光寺 仁王像

この仁王像の横にはわらじがあり、何であるんだろうと少し疑問です。
国宝 朝光寺 わらじ

手水舎

到着して手水舎で手を洗いに行くと、龍がやたらと新しかったです。
国宝 朝光寺 龍が新しい

国宝 朝光寺 本堂

看板から説明文抜粋
朝光寺は、法道仙人の創立と伝え、もとは裏の権現山にあったが、平安末期文治五年(1189)に現在地に移したという。
桁行七間梁間七間単層寄棟造本瓦葺、堂々たる本堂である。和様を基調として、扉の桟唐戸やや組物中備の双斗など唐様を取り入れた密教寺院の折衷様式の典型ともいうべき貴重な遺構です。
現建物について直接の資料は欠くが、付指定の嵌板には室町初期応永年間の仏壇造営記録銘等があり、本堂の様式手法も同時代に一致すると見られている。正面向拝は、文政十二年の後補である。
旧法の特別保護建造物であったために、昭和十年から三ヶ年に亘り解体修理が行われた。
所蔵遺品には、鎌倉・室町の銘を有するものが多く文化財の宝庫である。

国宝といわれるだけあって、建物自体とっても立派です。
国宝 朝光寺

国宝 朝光寺の本堂の中は広くて、こういうところに住みたいものです。
国宝 朝光寺の中
国宝 朝光寺の中

国宝 朝光寺の本堂を横を撮影しました。
国宝 朝光寺の横

国宝 朝光寺の本堂を後ろを撮影しました。
国宝 朝光寺の後ろ

国宝 朝光寺の本堂の下を撮影しました。
国宝 朝光寺の下

重要文化財「鐘楼」

朝光寺の本堂のすぐ近くにあります。
看板から説明文抜粋
この鐘楼も本堂同様平安末期に現在地に移されたと伝えられる。
桁行三間梁間二間四柱造鋼板葺袴腰付の建築で、全国的にも類例の少ない貴重な遺構である。
和様を基調とする様式手法で、屋根の優美な曲線などに鎌倉後期の建築の特徴をよく表現しているといわれ、本堂より早い時期の建立と見られている。室町後期、赤松義村ら多くの播州国主の崇敬を受けて、いくたびか修理を重ねたという。
多宝塔にも姫路城主池田佐右衛門輝政の再建寄進銘があるなど、国主豪族の庇護のもとに隆盛を誇った往時がしのばれる。
鐘楼

兵庫県指定文化財「多宝塔」

朝光寺の本堂のすぐ近くにあります。
看板の文字が薄くなっているので判別ができなかったです。
多宝塔

鎮守社と護法社

朝光寺の本堂のすぐ近くにあります。
写真左にあるのが「鎮守社」、写真右にあるのが「護法社」
鎮守社と護法社

他の建造物

名前が記載されていなかったのでわからない建物が2つありました。
朝光寺の本堂の奥にあった建物
この建物はなんだろう

朝光寺の本堂の手前にあった社
国宝 朝光寺の手前にあった社

石像や仏像

朝光寺の中には石像や仏像が多数あり、目についたのを写真に撮影しました。
不動明王
不動明王

お地蔵さんたち
石像

朝光寺の場所

国宝朝光寺に向かうと途中で国宝朝光寺の駐車場の矢印があります。

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