最終更新日:2014年12月27日 作成日:2007年10月 1日 | コメント(0)

硫黄島からの手紙

出演: 渡辺謙, 二宮和也 監督: クリント・イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」

硫黄島からの手紙の説明文(amazon抜粋)

1944年、陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。本土防衛の最後の砦の硫黄島だったが、場当たり的な作戦と非情な体罰により、兵士たちは疲労と不満が渦巻いていた。ところが栗林は違った。アメリカ留学の経験があり、敵国を知り尽くした男は、体罰をやめ、島のすみずみまで歩き、作戦を練りに練った。そして米国が来襲。硫黄島は5日で落ちると予想されていたが、壮絶な闘いは36日間にも及んだ。しかし、その闘いで兵士たちは何を思ったか。それは61年後に掘り起こされた、出されることのなかった家族への手紙にしたためられていた...。
クリント・イーストウッド監督の2部作『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』。本作は日本側から見た硫黄島の闘いを描き、そこで何か起こったのか、兵士たちは何を思って闘ったのか、本作では戦場での兵士たちの日常がつづられる。闘いは厳しく、その残酷さに思わず目をそむけてしまうシーンもあるが、戦争とは悲惨で残酷なのだと改めて思わせる。そしてその戦争の虚しさを伝えているのは、兵士・西郷と彼をとりまく若者たち。渡辺謙演じる栗林中将ではなく、主役は若い兵士たちというのは意外だったが、だからこそ、この映画は意味がある。この映画は栗林のヒーロー映画ではない。見る者は西郷の思いに共感し、彼に生き抜いてほしいと願う。硫黄島の闘いを象徴しているのは若い兵士なのだ。西郷演じた二宮和也は戦場でも自分を見失わないように懸命に生きる若者を、加瀬亮がやさしさゆえに挫折を味わう男を熱演し、伊原剛志は元五輪選手のバロン西を豪快に演じる。彼ら日本人俳優たちのアンサンブルは絶妙! しかし、いちばん驚くべきは言葉を壁を超えたイーストウッド監督の演出、さすが名匠、見事だ。(斎藤 香)

クリント・イーストウッド監督の2部作「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」があり、「硫黄島からの手紙」が日本側からの視点での映画で父親たちの星条旗がアメリカ側からの視点での映画です。
「父親たちの星条旗」は、まだ見てませんが「硫黄島からの手紙」だけでもストーリーとして成り立ってます。
「父親たちの星条旗」を見るともっと理解が深まる作品となってるようなので後日見てみようと思います。

ひどい戦争の有様を再現しているので、少しえぐい映像も含まれます。
もっと感動的なものかと思いましたが、感動度は意外と少ないです。
ここまで祖国のために頑張ってる人を見ると今はそこまで祖国心というのが薄れてきてるようにも感じます。 幕末時代に、藩ではなくて日本と考えが浸透し、これからは祖国よりも世界という考えが浸透していくのだろうか、、、

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